引用元:マイ・インターンオフィシャルサイト
今回、ご紹介するのは『マイ・インターン』。僕がこの作品を見るきっかけになったのは、大好きな『アン・ハサウェイ』が出てるからです!
『ロバート・デ・ニーロ』と『アン・ハサウェイ』のダブル主演になっています。といっても、ロバート・デ・ニーロがほぼメインなんですが、彼の今までにない優しい微笑みが印象的でとてもハートフルな作品になっています。
アクション系のゲームや映画を見る僕にとっては良い気分転換になって面白かったです。たまにはアクションやホラー以外のジャンルを見たいなぁと思っている方にオススメです!
製作スタッフ
監督:ナンシー・マイヤーズ(Nancy Meyers)
この作品の監督・脚本・製作は『ナンシー・マイヤーズ』が行ってるんです。1980年公開の『プライベート・ベンジャミン』でアカデミー脚本賞にノミネートされ、全米脚本家組合賞を受賞しました。
彼女はこれまでも多くのヒット作品を出しているのでご存知の方も多いかと思います。
- ハート・オヴ・ウーマン(2000年) ※全米で1億8000万ドル越えのヒット
- 恋愛適齢期(2003) ※全米で1億ドル越えのヒット
- ホリディ(2006)
- 恋するベーカリー(2009)
キャスト紹介
ベン・ウィテカー (ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro)
定年退職したベンは妻にも先立たれ、老後の生活を満喫していた。
しかし、社会との繋がりが無くなり置いていかれている様な感覚になったベンは、シニアインターンの掲示板を見つけ応募する事に。
ベンを演じるのは、『ロバート・デ・ニーロ/Robert De Niro』1965年から様々な作品に出ており、ベテラン中のベテランですね。ただ、出演作品が多過ぎて全部は紹介できないのでその内の何作品かをご紹介します。
- ゴッドファーザー PART II(1974年) ※PartⅠではオーディションで落ちたらしい。
- タクシードライバー(1976年)
- カジノ(1996年)
- 世界にひとつのプレイブック(2013年)
- ジョーカー(2019年)
ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ/Anne Hathaway)
元は主婦だったジュールズは自宅でファッション通販サイトを立上げ、1年半で200人を超える会社まで成長させたバリバリの女社長。
結婚して夫のマットと1人娘のペイジの3人で暮らしているが、忙しくてあまり家族との時間が取れていない様子。
ジュールズを演じるのは『アン・ハサウェイ/Anne Hathaway』。僕の大好きな女優の1人なんですが、彼女を知るきっかけになったのは『プラダを着た悪魔』を見てからです。それ以来、彼女の虜になりました。
- プリティ・プリンセス(2002年)
- プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2005年)
- プラダを着た悪魔(2006年)
- ダークナイト ライジング(2012年)
- オーシャンズ8(2018年)
マット(アンダーズ・ホーム/Anders Holm)
ジュールズの夫。以前の仕事を辞め家庭に入り主夫としてジュールズを支えている。人柄も良くママ友達とも仲良く過ごしている。
忙しいジュールズを支えてくれている優しい旦那さん。
- トップファイブ(2014年)
- ザ・インタビュー(2014年)
- ワタシが私を見つけるまで(2016年)
- ソーセージ・パーティー(2016年)
- パッケージ・オレたちの”珍”騒動(2018年)
ペイジ (ジョジョ・クシュナー)
ジュールズとマットのとても可愛い一人娘。おしゃべりが大好きな年頃で、仕事が忙しいジュールズとは朝食の時位しか顔を合わせられないが文句も言わず受け入れている様子。
ペイジを演じる『ジョジョ・クシュナー』は小さいころから歌やダンスをやっていて子役として活動しており、今作が映画デビュー作になる。作品の中でも笑顔が可愛かったです。
フィオナ (レネ・ルッソ/Rene Russo)
ジュールズの会社でマッサージ師として勤めており、シニアインターンで入ってきたベンと歳が近い事もあり食事に行ったりと少しずつ仲良くなっていく。
フィオナを演じるのは『レネ・ルッソ/Rene Russo』。彼女もベテラン女優で、意外とアクション系の作品に出演されてるんですよね。2005年以降は映画に出演していなかったらしいんですが、『マイティ・ソー』で復帰しました。
- メジャーリーグ (1989年)
- メジャーリーグ2 (1994年)
- マイティ・ソー(2011年)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
- アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
あらすじ
ベン(ロバート・デ・ニーロ)は40年務めた電話帳の印刷会社を定年退職し、3年半前に妻にも先立たれ一人での時間が増えていた。そんな中、街でシニアインターンの貼り紙を見つけ応募をすることに。
一方、ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッション通販サイトを立上げそれがヒットし、1年半で従業員200人を超えるにまで成長させたバリバリのキャリアウーマン。会社として地域貢献の一環でシニアインタープログラムを行うにあたり応募を出していたが、ジュールズはシニアインターンを雇うことに抵抗を示す。
そんな中、ベンは無事にインターンプログラムに受かりジュールズの会社に勤めることになるが、ベンが就くことになったのは何とジュールズ・・・
『バリバリキャリアウーマン』と『40歳年上シニア』のインターンが始まる。
作品の見どころ
バリバリ女社長と年上部下の信頼感
バリバリキャリアウーマンのジュールズはファッションサイトの社長。に対しベンは40歳も年上で他の社員からしても親と同じくらいの年齢。しかもパソコンをメインで使用するのに対しまともに操作も出来ないベンは周りの皆に助けてもらいながら過ごしていく。
しかし、そこは40年もベテランのベン。周りの皆がやりたがらない事を率先してやったり、困っている社員がいると相談に乗り彼なりのアドバイスをしたりと徐々に周りからの信頼も大きくなっていく。
ジュールズに対しても機嫌を伺ったりする訳でも無く、普段通りに接し人生の先輩としてベンなりのアドバイスをしてくれるのでジュールズも少しずつベンのことを信頼していく。
ベンは誰に対しても自然体でいて、自分の拘りを持っている。会社の中は私服でいいのだがスーツで皮のカバンに昔ながらのペンやノート類一式をまとめて入れている。そして自分の子供位の年代の同僚に対しても気兼ねなく接していくコミュニケーション力にはとても勉強になります。
ジュールズが見せる弱音
ジュールズがいくらバリバリのキャリアウーマンだとしても、常に社長でいる訳でもなく移動する車内ではほとんどの愚痴をベンに聞いてもらっています。
母親との関係、会社でCEOを受け入れるべきか、ママ友たちからのひがみについて。一見、気が強くて弱音を見せないジュールズですが、社長として母親として悩む彼女の姿は心打たれます。
しかし、そんなジュールズの悩みに対してのベンの紳士的な対応は男の僕から見ても包容力を感じす。
感想
この作品を見て思うことは、ベンの働く姿勢や人柄がとても勉強になりました。
毎日スーツをビシッと着て、髭は毎日剃る。休みの日も関係なく毎日!それでいて誠実なのに茶目っ気があり自然と周りからも頼られる。そんな人、理想で憧れますよね。
そして、この作品ではもう一つ考えさせられました。
それは退職後の老後の過ごし方。作中に『人生に最も大事なのは仕事と愛』という言葉が出てきます。僕は仕事とまでは言いませんが、決まった時間に起床し何か行動するという事はある程度必要なのかなって思いました。
60~65で退職して80歳・90歳まで生きたとしたら暇でしょうがないですよね?そう考えたらゲートボールに行く方達の気持ちも少しは分かった気がします(^^)
僕が老後の頃には映画の『レディー・プレイヤー・1』のような仮想世界に行けるようになってればいいんですけどね!
そして、ロバート・デ・ニーロがベンという役にとても合っていました。年齢を重ねた風格が出ており、それでいて穏やかな表情が今作を見ていくうちに惹かれていく要素だと思います。
アン・ハサウェイも『プラダを着た悪魔』の時みたいでバリバリのキャリアウーマン役にピッタリでした!それと作品の中で毎日変わるジュールズの服装にも注目してほしいです。ファッションサイトの社長だけあってオシャレな服を着ています。
ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのそれぞれの魅力が味わえ、働く姿勢や生きがいについても考えさせてくれる。そんな作品でした。
気になった方は是非、ご覧になってみてください(^^♪
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