ブログを運用していくうえで、ほとんどの人が『GoogleAdsense』と『アフィリエイト』に審査を出すと思いますがアドセンスとアフィリエイトで審査に違いがあるのはご存知でしょうか?
『映画・漫画・アニメ』のジャンルブログの方は気を付けておかないと審査に落ちたり、アフィリエイトの登録ブログを削除されたりしますのでご注意してください。
この記事では、僕の失敗を踏まえつつアフィリエイトの登録ブログを削除された理由と修正内容をご紹介していきます。
もしもアフィリエイトからブログ削除された時の状況
・GoogleAdsense:合格済み
・ブログのカテゴリー:『映画』、『ゲーム』、『釣り』
・アフィリエイト登録:アドセンス合格後、約1か月後にもしもアフィリエイトにブログを登録
・アフィリエイト広告:広告の貼り方を覚えてブログ記事に広告を貼っていた
僕の場合、無事にAdsenseも合格できたのでまずは『もしもアフィリエイト』に登録をしました。この時のブログのカテゴリーは『映画』・『ゲーム』・『釣り』の3つ。
ブログ登録から数日経ち、もしもアフィリエイトで広告の貼り方も覚えたのでいざ、アフィリエイトを進めていこうと思った矢先にもしもアフィリエイトサポートデスクからメールが届きました。
はっ(‘Д’)!!?
もしもアフィリエイトは登録したあと、『楽天市場』と『Yahoo!ショッピング』は提携申請をすると審査無しで広告やリンクを貼れるので、この時すでにブログにリンクを貼って修正を進めていたんですけど・・・ちなみに『Amazon』の提携は審査落ちしていたのでリンクはありませんでした。
じゃあブログに貼っている広告はどうなるんだろう?と思い確認してみると
オフッ・・・(;´Д`) ブログにリンクは表示されるんですけどクリックしてみるとこんな表示が出てきました。削除前に広告を貼っていてもダメみたいです。
サイト削除理由の確認
ていうか今更?と思いながらもメールの内容を確認すると
・登録削除理由
『詳細な作品内容の掲載は翻案権侵害の恐れがあります。
ご自身の感想を主として数行の掲載であれば問題ありません。』
・問題があると思われるページ例
映画カテゴリーの記事で翻案権侵害のおそれがあるとの事で該当記事のURLが貼られていました。しかも『※このページのみとは限りません。』という注意書きも・・・(*_*;
とりあえず、翻案権侵害について調べたところ
著作権法27条「著作者は、その著作物を翻訳し、編曲し、もしくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有する。」
とあります。
ただ、これでは素人の僕には具体的にブログのどこがいけなくて、どう修正していいか分かりません。
そこで、メールに添付されていた「もしもアフィリエイト サイト登録審査ガイドライン」を確認してみました。
ガイドラインの翻案権侵害の項目だと
翻案権・翻訳権を侵害するおそれがあるサイト
もしもアフィリエイト サイト登録審査ガイドライン
▶テレビドラマや映画、小説、マンガなどの内容を全文書き起こしているサイト
▶引用要件を満たさず、海外サイトの内容や日本語以外の小説、歌詞を許可なく翻訳して掲載しているサイト
とあります。ここでガイドラインにある『内容を全文書き起こしているサイト』というところをみて、やっと分かりました。
僕の映画記事は『あらすじ』のところで作品の全文まではいきませんが、それに近い内容を記載していたので、作品の内容を詳細に書きすぎているのがいけなかったみたいです。
ブログの修正
この時の映画記事の構成はと言うと
・製作スタッフ
・キャスト紹介
・あらすじ
・感想
記事の見出しでいくとこういう構成で作成していました。この時の『あらすじ』で作品の内容を書きすぎていたみたいです。
どのくらいの内容を書いていたかというと、作品の内容を約1000~1500文字で書いてました。
問題点も分かった所で『あらすじ』の内容を短くし、半分の500~700文字程度に減らしたのでサポートデスクに該当記事を修正した迄を返信。
結果を待つこと2~3日して返信がきました。
えっ(‘Д’)!! まだダメ?
メールの内容を確認すると、どうやらまだ『あらすじ』部分がまだ多いみたいです(*_*)
だいぶ気持ちも落ちましたが、早く修正して登録ブログを復活してもらわないといけないので気を取り直して修正内容を確認。
・映画、アニメ、漫画の内容を紹介する場合、『数行程度であれば著作権の許可を必要としない』
・僕が修正した『あらすじ』は感想部分よりも多いので、自分の感想(オリジナル部分)を増やす
要は『あらすじ』は2~3行で書いて、自分のオリジナル部分を増やしなさい。という事ですね。
でも他のサイトやブログを見てみると結構な量のあらすじを書いてあるところもあるけど、どうやって審査通ってるんですかね?
しかも『引用』であらすじを紹介しているブログもあるけど、それは大丈夫なのだろうか?
という事で引用を使って掲載してもOKか気になったのでサポートデスクに確認してみました!
すると、このような返信が
ちゃんと引用要件を満たしておけば、引用で掲載しても大丈夫みたいです(^-^)
なので自分で簡潔にまとめるのが面倒な方は公式サイトから『引用』した方が早いかもしれません。
※この時、メールに添付されていた参考リンクはこちら
■ご参考
https://af.moshimo.com/af/shop/support/operationGuideline#guideline0203
もしもアフィリエイトサポートデスク
ちなみに『著作権Q&A』のリンクも送ってもらったのでそちらをご紹介しておきます。
Q 最新のベストセラー小説のあらすじを書いて、ホームページに掲載することは、著作権者に断りなく行えますか。
A どの程度のあらすじかによります。ダイジェスト(要約)のようにそれを読めば作品のあらましが分かるというようなものは、著作権者の二次的著作物を創作する権利(翻案権、第27条)が働くので、要約の作成について著作権者の了解が必要です。また、作成された要約をホームページに掲載し送信する行為(複製、公衆送信)も元の作品の著作権者の二次的著作物を利用する権利(第28条)が働くので、要約の作成と同時に当該著作権者の了解を得ておく必要があります。一方、2~3行程度の極く短い内容紹介や「夭折の画家の美しくも哀しい愛の物語」などのキャッチコピー程度のものであれば、著作権が働く利用とは言えず、著作権者の了解の必要ありません。
著作権Q&A
著作権のことも勉強しなおして『あらすじ』の書き方は分かったので、あとは自分の感想部分を増やすだけ。
なので感想と言うよりも『見どころ』を追加してオリジナル性を追加しました。
・製作スタッフ
・キャスト紹介
・あらすじ ※数行で簡潔に掲載
・見どころ ※新しく追加した項目
・感想
これで『あらすじ』を減らし、『自分の感想部分』を増やすことが出来ました。この時の『見どころ』の文字数は300~500文字で作成。
指摘された内容は修正したので、改めてサポートデスクに修正できた迄を返信しました。
すると翌日に連絡がきて
よかった~(#^^#)
無事にサイト復活してもらい、もともと貼っていた広告も復活したのでクリックしたらリンク先が開きました。
ただ、メールにもある様に同じような構成の記事があるなら見直しをしないと、また登録サイトの削除になってしまいます。
この時、映画カテゴリーの記事は8記事書いており基本どれも同じ構成で作成していたのでこれらの記事を修正するのも大変でした(;´Д`)
ここで、ふと思いついたんですが!
この映画記事が審査OKという事は、もしもアフィリエイトの『Amazon』提携審査も通るんじゃ??
じつは、もしもアフィリエイトのAmazon審査が落ちた時に調べてたんですがAmazonの審査でも映画・アニメ記事で『あらすじ』を書きすぎていると審査に落ちる。と言う情報を得ていたので、いつかは修正しようと思っていたんです。
なので試しに『Amazon』に再申請してみたところ、
審査合格しました( *´艸`)
こんな感じで『Amazon』『楽天』『Yahoo!』のリンクが貼れてます。
よかった~(#^^#)
まとめ
今回、僕が指摘を受けた内容は映画記事の『あらすじ』部分で本編の内容を書きすぎていた事。
・映画、アニメ、漫画等の内容を紹介する場合、
『数行程度であれば著作権の許可を必要としない』
・『あらすじ』よりも『自分の感想(オリジナル部分)』を多くする
本当なら、サイト削除されている間は収益が発生しないので別のASPリンクに切り替えておいた方が良いと思います。僕の場合、他のASPにはまだ登録しておらず、収益も発生していたなかったので放置したまま修正を行いました。
なので今後、不意にもいつサイト削除になるか分かりませんので複数のASPに登録しておいた方が良いと思いました。特に収益が発生している方は、迅速に対応しないとその間の収益が0になる可能性もあるので十分にご注意してください。
一見、サイト登録削除となると怖いですがサポートデスクさんのご対応はとても助かりました。
・削除理由が送られてくる
・該当記事も教えてくれる
・修正内容も教えてくれる
・質問にも答えてくれる
素人の僕でも時間は掛かりましたがサポートデスクさんのお陰で1人で対応することができました。
これからアフィリエイトを始める方、僕と同じようにサイト削除になった方の参考にして頂けたらと思います。
それではご愛読ありがとうございました(^^♪
コメント